投稿日:2014年12月08日

住宅医スクール2014 浜松 第5回のご報告


11月13日(木)、住宅医スクール2014 浜松 第5回 が開催されました。

 

第5回は、温熱・省エネをテーマに「温熱環境の改善と対策-1」「温熱環境の改善と対策-2」
「温熱環境の改善と対策-3」「温熱・省エネ改修の実践」という4つの講義が行われ、
38名が受講されました。

図2

 

第1講義「温熱環境の改善と対策-1」~温熱・結露診断手法1~
第2講義「温熱環境の改善と対策-2」~温熱・結露診断手法2~

辻充孝氏/岐阜県立森林文化アカデミー准教授

 

岐阜県立森林文化アカデミー准教授の辻充孝氏より、住宅の温熱環境を
数値によって把握できるようになるための診断手法についてお話いただきました。

図1

第1講義では、温度と高齢者の死亡原因の相関関係、25年省エネ改正基準による
外皮平均熱貫流率UA値の知識と計算方法。それに伴う断熱施工の施工精度について。
第2講義では、外皮平均日射熱取得率ηA値の知識から計算手法について。
また、断熱気密を検討する際に重要となる防露措置について、結露現象のメカニズムや
防露判定のための計算手法についてもお話しいただきました。
本講義では、講義内容の理解をより深めるために宿題が出されました。
提出者には外皮や日射・防露の検討が簡単にでき定評ある辻氏の温熱計算ソフトが配布されます。

 

第3講義「温熱環境の改善と対策-3」~住宅の温熱・省エネ改修の基礎~
第4講義「温熱・省エネ改修の実践」~住宅の温熱・省エネ改修事例~

南雄三氏/住宅技術評論家

図3

住宅技術評論家の南雄三氏より、住宅の省エネや計画原論の提案について、
2020年に義務化される改正省エネ基準がもつ意義と、基準を軸にした時に
断熱・省エネルギー・パッシブやゼロエネなどが、どのような位置付けとなるか。
また、南氏が監修したリフォーム事例を用いて、
断熱性と快適性の実際や温熱改修時に工夫された点についてお話いただきました。
・省エネに対する考え方
・断熱に対する誤解
・求める断熱性は?
など軽妙な「南節」で分かりやすく解説していただきました。

図4

 

講義の後、講師の辻先生・南先生を交えて懇親会を行い、親睦や意見交換を行いました。
(浜松受講生 小林)