住宅医が手掛けた改修事例を発表する「住宅医の仕事紹介(オンライン)」を定期的に開催しています。
これまでに発表した改修事例の動画をご覧いただけます。

◆ 2024年(第1回) 2024.7.12開催

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【広島県】村田知也/山根木材リモデリング(株)
都市計画区域外にある築約120年の古民家(住宅)を特殊建築物(福祉施設)へ用途変更しました。敷地内にある建物は複数あり、建築指導課や消防と協議を重ね様々な課題を整理し、地域の物語がつづくカタチをつくりました。この施設は利用者だけではなく、一部を周辺住民が活用できるようにして、地域の憩いの場としても運用されています。


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【高知県】萩野裕一/CROSS建築設計事務所
住宅医の挑戦として二つの事例を紹介します。
①耐震診断から始まり、4年半かけて耐震改修と建替増築を行った事例。住宅医調査を基に、既存を残しつつ景観を保ち、通風を生かした快適な生活空間を増築しました。
②住宅で培った温熱技術をCLT建築に応用し、温度湿度計測を実施しました。

◆ 2023年(第2回) 2023.12.22開催

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【京都府】髙橋勝/髙橋勝建築設計事務所
下京区に建つ古い京町家。ここで生まれ育ち独立された子世帯が、次は自分たちの子育ての為、また、この京町家でご両親と一緒に三世代住まう、住み継ぐための改修です。暗く耐震的に危険な状態の町家を、三つの庭を整え、現代の住まい方にそれぞれの場所を練り直す事で、季節を感じながら安心して住み継いでいける住まいを設えました。


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【静岡県】萩尾聡子/(有)青木工務店
築30年~40年位の昭和の住まい、築浅の時代の改修事例です。お子様が巣立った後、おひとりで住まわれる平屋へ、2階を解体し減築する御宅や、中古住宅をご購入された若い世代の方の、設備更新や断熱改善を加えた改修等、目的に応じて取捨選択しながら、既存住宅を活かし住み継ぐかたちを日々模索しています。

◆ 2023年(第1回) 2023.7.14開催

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【大阪府】日野弘一/WASH建築設計室
既存建物の改修計画を実施するときに補助金の話は避けて通れません。直近の事例で活用した補助金を整理してみました。大阪市の修景事業を活用した淀代のいえ、既存住宅を残して増築をし、長期優良住宅化リフォーム事業を活用したサクラサンダイのいえ、7軒長屋の2住戸を改修して、全体で大阪市の耐震補強補助と空家補助を活用した大宮の長屋の3事例です。


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【東京都】尾﨑誠一/(株)参創ハウテック
東京都文京区の狭小地に建つ、築45年の2階建て住宅の改修事例です。事前に調査を行い、耐震補強、断熱補強、間取りの変更を行いました。
温熱性能の向上が第一の目標でしたので、付加断熱により性能を向上し、また、空調設備は床下エアコンを設置して、住まいの温熱環境をさらに向上できるように計画しました。


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【東京都】徐裕晃/(株)杉坂建築事務所
建具メーカー役員の施主、住宅技術評論家南雄三氏、杉坂建築事務所による、建具+断熱+建築の専門家が手掛けた「パッシブリフォーム」「パッシブ建具開発」の改修事例です。築40年の民家を住宅兼建具ショールームとして、さらには地元作家が個展を開き、地元とつながる場所となりました。住宅医の長期優良住宅先導事業採択事例です。

◆ 2022年(第2回) 2022.12.2開催

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【大阪府】西恭利/西紋建匠株式会社
中古住宅を耐震断熱性能の向上を中心にリノベーションし、長期優良住宅の認定を取得することにより資産価値を高め、評価する取り組みについて、また、自邸兼事務所として、同じく中古住宅をZEH住宅にリノベーションして地域拠点とすることで、エリアリノベーションを行っている取り組みについて、ご紹介します。


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【静岡県】山崎健治/有限会社こころ木造建築研究所
住宅医スクールで学んだ知識や技術を活かして空家として地域に残されていた築80年程度の古民家を、お茶の有機農業をされている方が購入し海外向けのゲストハウスに改修した事例と、都会から実家に戻り、改めて母と暮らすために各々の世代の生活スタイルに合わせて快適に暮らせるよう実家を改修した事例について、ご紹介します。


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【岐阜県】中島昭之/一般社団法人インク
人口減少等により地方(田舎)で問題になっている空き家。最近は都会からの移住者や市町村による空き家の活用事例も増えています。地域資源である空き家の活用方法を提案するため、状態を的確に把握する住宅医の建物調査を活用しています。主に活動している美濃市を中心に、調査→提案→改修と進んだ事例を数件ご紹介します。

◆ 2022年(第1回) 2022.6.10開催
拡大表示での開始はこちらをクリック 【岐阜県】中島あゆみ/一級建築士事務所 あゆみ設計工房
岐阜県旧徳山村から豊橋市へ移築した住宅。その後25年間暮らした家を2012年にフルリノベーション。2020年、息子家族が「同敷地内に新築を建てたい」という話から始まった今回の計画。法的な理由から新築が建てられず、母屋の2階をリフォームして2世帯住宅にすることを提案した事例をご紹介します。

拡大表示での開始はこちらをクリック 【東京都】滝川良子/スピカ建築工房 一級建築士事務所
建物の存続を迷われていた住まい手が、住宅医の調査結果を通して活用と改修を決意された、2つの事例を紹介させていただきます。江戸時代末期に建築された茅葺きの住まいを減築し、カフェ+住宅として再生した事例と、60代を過ぎ終の住処として改修を行った、平成の住まいの事例となります。

拡大表示での開始はこちらをクリック 【東京都】酒井哲/TownFactory 一級建築士事務所
「建物の価値を継承したい」、「増築で敷地からはみ出している」、「土砂災害警戒区域内」、「予算が…」等、現場では住宅医講座では学んでいなかった様々な難題に遭遇します。調査から建物の状況を多角的に把握し、要望の実現に必要な最小限の改修に絞り込こむことで、事業を進めた事例をご紹介します。

◆ 2021年(第2回) 2021.12.10開催
拡大表示での開始はこちらをクリック 【愛知県】神谷義彦 / 神谷建築スタジオ
リノベーションを「楽しそう」だと考えられていた住まい手が勢いで(笑)依頼をしてくださった事例と、減築により建築面積を半分以下まで減らした事例です。空き家の大半は解体され無秩序な敷地分割によって町の風景が改悪されていく中で、住み継ぐためにリノベーションを選択した2事例を紹介させていただきます。

拡大表示での開始はこちらをクリック 【香川県】中野弘嗣 / 水の葉設計社
住宅医として調査から設計監理まで携わった仕事をご紹介します。
千里ニュータウンの開発初期に建てられた約85坪の住宅を、家族3人が暮らす家に減築・改修を行った事例です。既存建物からの床面積が大きく減少する中で、愛着のあるものをどのように残していくかが改修テーマのひとつになりました。

拡大表示での開始はこちらをクリック 【神奈川県】藤田敦子 / Bois設計室
家づくりに対する考え方や扱う素材について共感頂くことで依頼につながる仕事が大半ではありますが、住宅医であることを理由に改修の相談を受けることもあります。
その中で、顕著なシロアリ被害がきかっけで改修に至った非木造の事例と、長期優良リフォーム補助金を利用した部分改修事例をご紹介します。

◆ 2021年(第1回) 2021.7.2開催
拡大表示での開始はこちらをクリック 【岐阜県】坂﨑有祐 / 有建築設計舎
築130年の古民家の大規模改修物件をご紹介します。耐震性、温熱性、省エネ性など、総合的な性能向上を行い、今後も2世代住み継げることを目指しました。
生活時の温熱環境やエネルギー消費量の実測値と共に、失敗を通して見えた課題などもお伝えします。

拡大表示での開始はこちらをクリック 【奈良県】篠田三起子 / (株)創造工舎
限られた予算の中で、いつも優先順位をつけて、其々のお住まいの最適解さがしに日々奮闘しています。今回は、「TDYスマイル作品リモデルコンテスト」において全国最優秀賞をいただきました築100年の民家改修の事例と、認知症のご家族と末永く暮らせる家をテーマに改修した「藤原京をのぞむ家」の2つの事例をご紹介します。

拡大表示での開始はこちらをクリック  【山口県】田尻裕樹 / (株)再生工舎
空家の増加が社会問題となっている現代ですが、残された建物がそのままでは暮らしにくいということも一つの課題です。
<暮らしにくい>→<暮らしやすい>に改修した「住み継ぐための改修」に取り組んだ事例をご紹介します。