住宅医スクール2018 第4回の報告(福岡 防腐防蟻耐久性1)

住宅医スクール2018 福岡 (第4回:9/20)
9月20日に福岡で第4回が開催されました。
第4回目は、「防腐防蟻耐久性1」ちょうど折り返し地点です。
耐久性維持管理は、関東学院大学の中島先生、
防蟻は京都大学の簗瀬先生、
温熱環境による維持管理は温熱環境の南先生が2コマ講義しました。
☆全体アンケートより抜粋☆
■今後の講義内容の要望
リノベの達人、住宅⇒投資の考え方、家族信託など、これからのトレンドを紹介してほしい
■第1講義
・甲虫類や腐朽菌、維持管理の講義は初めてで、劣化に対して全体像が整理できました。
・生物劣化、九州は特にシロアリの被害が多く、施主からいろんな質問を受ける。シロアリがゴキブリ科であり、カミキリムシ、クマバチ、腐朽菌で建物の強度が低くなること=熊本地震でも被害が多かったのは事実です。生物劣化の知識とメンテナンスしやすい設計は勉強になりました。
■第2講義
・木材表面塗装に関する質問です。
外壁に木材を張る場合「塗装すると塗料が劣化する為、無塗装が良い」という意見がありますが、塗装・無塗装のどちらが良いか教えていただきたい。
 
■第3、4講義
・南先生がよかった。わかりやすかった。
・ 第4講義、こんな考え方があったのかと新発見。
・南先生の講義はとても刺激的で、これからのことなど、いろいろと考えさせられました。
■その他講義全体
・ 奥深い情報をありがとうございました。
・とても刺激になりました。
・蟻害についての説明がわかりやすかった。診断のポイントがわかった。
硫酸塩害化についてもコンクリートがつめでけずれることが異常であり診断できなかったことの説明があり、理解が進んだ。
蟻害・腐朽についての補修指針についても客先に具体的提案ができると思います。
・断熱エコのテーマがかなりむつかしい。自分の基礎知識が低すぎて理解できなかった。
・実務でやっている計算(断熱)ではわからない、本当に必要なもの(建物)を教えていただけました。数値に踊らされていた気がします。