住宅医スクール2014 大阪 第8回のご報告

2月21日(土)住宅医スクール2014大阪、最終回(第8回)が開催されました。
第8回は「既存住宅の改修方法①②」「既存住宅の改修方法③」という3つの講義、
および住宅医になるための検定会を行い、3名の方に発表いただきました。
検定会の後には修了生一人ずつに修了証書が授与され、その後は場所を変えて修了パーティを行いました。
昨年度からの継続受講生や修了生も合わせて、47名が参加しました。
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第1講義・第2講義
「既存住宅の改修方法①②」
三澤文子氏/MSD主宰+河本和義/TE-DOK主宰
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第1講義は、基礎の補強方法について、設計時に必要な構造的知識や実査の改修事例をあげて解説いただきました。予算も限られる中、基礎の補強をどの方法で、どこまでやるかについては設計時に検討する大きな項目の一つ。赤裸々な実例等大変参考になりました。
第2講義では既存住宅の構造体である軸組・壁・床・屋根について、木構造の基礎知識の説明や耐震改修のポイント、実際に構造体の補強工事を行った改修事例について、詳細に解説していただきました。実務にそのまま活用できる事例をたくさん聞くことができました。
 
第3講義
「既存住宅の改修方法③ 事例に見る温熱・省エネ改修方法」
辻充孝氏/森林文化アカデミー准教授
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冒頭で第6回温熱講義の復習を解説いただき、その後は実践例を上げながら、改修における温熱性能向上手法を一挙公開。限られた予算の中でゾーニングをして改修する方法や辻先生自邸の改修等大変参考になるお話をいただきました。
また既存住宅の分析から住まい手さんへの提案方法、省エネ効果・断熱効果の分析方法等についても解説していただきました。
 
第4講義 住宅医検定会・住宅医スクール修了式
(検定会発表者:3名)
①村田知也/(山根木材リモデリング(株) 設計・施工部
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②泉保真史/新産住拓株式会社
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③北村和康/TBJインテリアデザイン建築事務所
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住宅医検定会ではスクールを修了された方が実務で取り組まれた事例を発表をし合格すると晴れて住宅医として認定されます。
今回は上記3名の方々が事例を発表しました。
各々限られた予算の中で温熱性能・耐震性能等を向上する工夫等を分かりやすく発表をいただきました。
発表者の皆様本当にお疲れ様でした。
地域・建物毎に事情があり、事例を聞く事は大変有意義な時間でした。
以上で第8回の講義、今年度全ての講義を終えました。
検定会終了後には、スクール修了生一人ずつに修了証書をお渡ししました。
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修了された皆様、おめでとうございます。
その後の修了パーティでは、今年度のスクールを振り返りや今後の住宅医への期待等、大いに盛り上がりました。
来年度のスクールへのご参加もお待ちしております。
(大阪スクール事務局 佐治)