各地の住宅医の日々№5〜梅雨の晴れ間に

福迫 健(住宅医 / ㈱建築工房匠 /鹿児島県)

今年は、梅雨入りが早くなり5月上旬に上棟する予定の木造2階建てを梅雨の晴れ間をみての建て方を迎える事が出来、ペンを走らせています。
桜島も雲に隠れたりしてぼんやりと観えるので、梅雨時期の桜島は余り好きでありません。
コロナが騒がれて1年以上が経過し、住宅医の先生、仲間たちともお会い出来なくて、大変寂しいのと楽しかった時間がまた早く来る事を祈りつつ、ストレスが溜まる毎日を過ごしています。
弊社は、設計だけでなく施工までを、若手社員大工3人を含めて総勢8人のスタッフで工事を行っています。私は営業兼現場監理までを担当しており典型的な工務店だと思っています。

住宅医になってから、1年間に鹿児島市の耐震診断を4~5件、耐震改修を1~2件工事をしています。耐震診断に関しては、住宅医で得た知見を元に観察する事が出来るようになり、既存住宅の不具合を目視で診断し解体して壁の中の不具合が自分のイメージと同じで当てた時は大変嬉しいです。
やっぱり住宅医は・・・ほんとに凄い!!」 自己満足しています。先程も現場で不具合を発見して、施主と一緒に調査して改修方法を相談していました。
昨年しまし、不具合の事例と施工例を紹介します。

 

玄関ポーチ柱が束石の上に施工されていない 直接タイルの中まで柱あった事例

※事例1 玄関ポーチの柱の下にモルタル(コンクリート)ヒビ割れを発見。金づちで柱を叩くと音に変化があり(空洞らしい音)


解体中

撤去した時の柱

柱を金輪継ぎにて交換

 

 


完成 玄関ポーチも復元しました


リフォーム前


中廊下にトップライトを設置・その下に飾り欄間として再利用
タイコ梁は既存・6寸角の桧柱2本は耐震補強柱として、和室2間を1室リビングに
※ 次世代建材・市耐震改修、リフォーム補助金(250万円)を活用