住宅医スクール2018 第5回の報告(福岡 防蟻構造2)

住宅医スクール2018 福岡 (第5回:10/25)
第5回目は、「防蟻構造2」
防蟻は、阪神ターマイトラボの水谷先生、
構造は、桃李舎代表の桝田先生
そして第4講義はリフォームの匠、TVでも見られた方は多いのではないでしょうか 中西ヒロツグ先生
■今後の講義内容の要望
今回の講義内容とは少しはなれた内容となるかもしれませんが、耐震診断の評点の結果を一般の方に説明する際にどう説明するかという点をみなさんがどの様にされているか伺ってみたいと思いました。
■第1講義
・第一講義、今までの認識と違う事が分かって大変よかった。
・ 床下調査の際のマスクの必要性を再認識しました。
・白アリのお話は、これまで何度か他で聴いた話と同じような内容なのかなと期待していませんでしたが、かなり違う視点からの話で、とても興味深かったです。
・ 化粧モルタルの浮き、化粧タイルのすき間、ベタ基礎の外からの浸入、これまでの防蟻処理が無意味であることが分かった。また空家は被害が甚大になるため調査時には注意が必要である(中古流通)薬剤の安全性、少量でも効果大の方法があること。
・ 白アリの講義が1講義にあったが、白アリとはうまく付きあう事が必要だと思った。マイクロ粒子が気になった。
■第2,3講義
・ 第2,3講義は内容が難解なのに解説が不十分だったように思う。何を質問すればいいか分からないくらい…
・構造設計の考え方をわかりやすく説明いただいたのでよかった。
・ 限界耐力計算のお話はレジュメに計算の流れなどが少なかったので、ついていくのに苦労しましたが、伝統工法の建物の構造計算の考え方に触れることができたのは、とても有意義でした。
・耐震性能の目安、概算値を理解すれば初回訪問で補強計画の提案が出来る。あらかじめ“J-SHIS”で地盤の強さを調べていくとなお良い(断層情報も有。
・構造はむずかしかった!!
・ 限界耐力計算は古民家改修等で積極的に取り組んでみたいと思いました。裁判のお話もおもしろかったです。
■第4講義
・ 施主様と密にヒアリングをし、喜んでいただきたいという想いが強く、リフォームをされているのが伝わりました。
活かすアイデアをいらなかった物を必要だと感じてもらうようにしているのもすばらしいと思います。
・住宅改修事例は楽しい講義でした。
・ 住宅改修事例のお話も考え方の部分のお話がしっかりあってとてもよかったです。
・“リノベーション3ヵ条“次の世代のため、尺モジュール・可変性の担保、特殊なものは避け、容易にメンテナンスできることが大切。長く住みつがれることを念頭にお施主様の要望を実現する(住まい方、性格を組み取る力が大事)
・ 第4講義は聞いていて良かった。
・中西先生の設計手法や姿勢がとても共感できました。
■その他講義全体
・造に関する計算根拠などを今一度、確認・勉強しなければいけないと感じました。
・九州で今回の阪神ターマイトラボの水谷氏の様に白蟻のことに詳しい業者の方がいらしたら教えて頂きたいと思いました。
・ 大変参考になりました。難しい内容もあり理解するのも大変ですが勉強したいと思います。
・来年2月、検定会、受験希望します。詳細・発表内容などの質問にアドバイスをいただけるとありがたいです。
・中西先生の“ビジョン”が素晴らしいです。ますますリフォーム・リノベーションを楽しみたいと思いました。
・ 分野における一級の内容に感じ、大変有意義に感じております。