住宅医スクール2017 第1回の報告(富士)

住宅医スクール富士が7月5日に開講しました。
富士会場は住宅医スクールの地方開催限定一年のバージョン。
 
レベルが高いと言われている静岡県の設計士・実務者に対しての反応は?
 
第1講義 木造建築病理学の必要性 三澤文子氏
第2講義 建物調査と報告書の作成 滝口泰弘氏
第3講義 木造建築病理学の実践 豊田保之氏
第4講義 住宅改修事例を語る-① 武部豊樹氏
☆受講者のアンケートから☆
■第1講義
・基礎の補強の所をもっと詳細に知りたかった。基礎の補強の構造計算のやり方を知りたい
■第2講義
・当社インスペクターに興味があり、出来ればもっと具体的に事例を話してくれれば有難い
■第3講義
・伝統の技の再生は参考になりました
・左官壁の改修工事がよく分かった。その他の色々なことについても今後勉強したい
・左官等、普段なじみが少ないものは実物のサンプル等があると、飲み込み易いかもしれません
■第4講義
・第4講義の武部さんのお話を聞いて、職人さんがたのしく仕事ができる(やりがい、プライドを持って仕事ができる)図面をかいてゆきたいなあと感じました。有難うございました
・武部先生の大工塾は素晴らしい。たいへんでしょうが継続して下さい
・大工育成の話が出てきてびっくりです。私ども、大工が今直面しているからです。良い方法を模索中ですが参考になりました
・武部先生のお話に大変心打たれました。現場の要である大工さんの確保が難しくなってます。自社でも取り組めたらと思います。難しいですが・・
・武部建設さんの見学に行きたいと思いました。大工継承など弊社の課題の鍵をもっとしりたいなど、熱意も共感しました
・第4講義の大工の育成については常日頃から感じている事なので、非常に興味深い話でした。大工に限らず職人全体が高齢化していく現在、これから建築業界が考えていかなくてはいけない課題ですね
■講義全般
・実際の改修例を多く見られ、住宅医の取組がよく分かりました
・なぜ住宅医というものが必要なのかという点を学びました。建物調査のやり方などいろいろ細かく見せていただけて良かったです
・住宅医のなりたちや意義がとてもよく分かりました。どの講師の方も資料が豊富で事例がわかりやすかったです
・改修における調査→提案への詳しい流れを教えて頂き、実務において改修や修繕の依頼を頂いた際に、どうしてもその部分、ご要望、ご予算にまとめる事になりがちになってしまっていましたが、もっと専門家の立場として調査診断をふまえ、要望の一歩先を行く丁寧な提案が必要だと実感致しました。大工育成に関して等、今後の自社の課題が多く、これからもっと考えて実行していこうと思いました
・どの講義も事例を元に話して下さりみになる話ばかりでした。第4講義、武部さんの大工に対する思い、たいへん身に染みる思いです
・事例で伝えて頂き、分かりやすかったです
・住宅医、インスペクションの必要性について、とても考えさせられました。私は下請会社のため自社での施工例がありませんが、住宅医スクールを通じて元請に良い提案が出来ればと思います
・ありがとうございました
・設備関係の講義をお願いできればと思います
・今回の講義内容は、住宅医とは何だということを教えていただき、これから第8回までの32講義でしっかりと勉強し頑張りたいと思います。まだはじまったばかりなのでこれからです
・色々な話が聞けそうで楽しみですが、やはり気になるのがコストと契約までの実務フローです
・今後このような案件が増加してくるのに伴い、事例なども取り上げていてとても役に立ちました。一方でコスト面が課題になるとも思われます。実行の施工例及びコスト面も多く取り上げて頂きたいです
・住宅医の全体の内容が理解できた。今後の講義も楽しみです
・第1講義の資料の字がみにくいかな?全体にプロジェクターが明るくみにくい(ピント)
(回答)
第2回からは前方に暗幕を用意して見やすくする予定です。
・住宅医を目指したいです。しかし大勢の中でのプレゼンが無いため不安もありますが、ご指導頂いたり改修現場見学(遠くてもよい)など可能でしょうか?
(回答)
改修現場の案内等は適時住宅医通信等でもご案内します。また校長先生にご相談頂けるとより具体的な例があると思います。