住宅医スクール2014 浜松 第7回のご報告
1月15日(木)、住宅医スクール2014浜松・第7回が開催されました。
今回は、契約・行政施策・マンションリフォームをテーマに「契約実務の留意点」「木造住宅関連施策の動向とその対応」「マンションリフォーム1-基礎」「マンションリフォーム2-実践」という4つの講義が行われ、30名が受講されました。
第1講義「契約実務の留意点」 瑕疵及び依頼者とのトラブルを回避する方法
木津田秀雄氏/胡桃設計一級建築士事務所 主宰
第1講義は、胡桃設計主宰の木津田秀雄氏より、リスクを回避するための契約実務の留意点について、お話を頂きました。
瑕疵担保や不法行為などを含め、あいまいにしがちな部分を事例を基に分かり易くお話しいただきとても勉強になりました。改めて建築に携わる者としての倫理観を考えさせられる時間となりました。
第2講義「木造住宅関連施策の動向とその対応」 木造住宅関連施策最新情報と対応実践事例
池田浩和氏/岡庭建設㈱ 専務取締役
第3講義は、岡庭建設㈱の池田浩和氏より、木造住宅関連施策の最新情報と対応実践例についてお話を頂きました。
現在も継続している施策から閣議決定した最新の情報まで、とても分かり易く説明頂きました。国の目指している方向をしっかり把握し、自分の中に落し込み精査していく良い機会となりました。
第3講義「マンションリフォーム1」マンションリフォームの基礎
第4講義「マンションリフォーム2」マンションリフォームの実践
小谷和也氏/㈱マスタープラン一級建築士事務所 代表取締役
第3・第4講義は、㈱マスタープランの小谷 和也氏より、
国産木材を生かしたマンションリノベーション手法についてお話を頂きました。
前半の基礎編では、マンションリノベーションに必要な基本的な知識や注意点などを事例を基に詳しく解説頂きました。
後半の実践編では、実際の事例や設計手法を基に設計・工事での注意点等非常に分かり易く解説頂きました。
以上で、第7回の4つの講義は終了し、その後懇親会も開催されました。
懇親会では、講師の方々も交えて、講義では聞けなかったお話もして頂き、終始なごやかな雰囲気となりました。
(浜松受講生 佐原)