№0017〜大津の家改修工事

(有)MOK Structural Design Unit
■工事場所:大津市木の岡町
■工事期間:2011年3月~2011年8月(5カ月)
■主要用途:専用住宅
■構造・規模:木造2階建て
■築年数:築34年
■床面積:133.75㎡(40.46坪)
■施工:株式会社 ツキデ工務店
■概要


昭和50年代に建てられた40坪程度の住宅の改修です。


改修前の1階床は全体が白蟻にやられており、歩くのにも支障がある箇所もあるほどでした。
今回、その床を直すとともに耐震・温熱補強し、全体的に内部のリフォームをして、新しい住宅に生まれ変わりました。



改修前の床下は、換気口が沓脱ぎ石により1/3程度ふさがれ、換気量が足りない状況になっていました。
また、調査時に白蟻は発見されなかったものの、大引き・束のほとんどに蟻道・蟻害がある状況でした。


そこで、1階床をすべてめくり、無筋基礎だった布基礎に鉄筋の入った基礎を抱き合わせ、基礎と1階床をつくり直しました。
また、基礎の立ち上がりに新たに換気口を設けました。


2階の壁と床の塗装は、工事費をセーブするために住まい手と事務所のスタッフで行いました。
塗り終わる頃にはみんな慣れた手つきになり、多少「味のある」ものの、きれいな仕上がりになりました。


Title 事例紹介2011-17
Posted 2011/09/01
Category 改修事例紹介
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