住宅医スクール2014 大阪 第6回のご報告
11月22日(土)住宅医住宅医スクール2014大阪、第6回が開催されました。
第6回は「温熱環境の改善と対策-1,2,3」という3つの講義、
および特別講義として「温熱・省エネ改修の実践」というタイトルで省エネをテーマにお話をいただきました。
講義の後には懇親会が開かれ意見交流の場となりました。
昨年度からの継続受講生や修了生も合わせて、37名が参加しました。
第1講義・第2講義「温熱環境の改善と対策-1・2」~温熱・結露診断手法1・2~
辻充孝氏/森林文化アカデミー准教授
断熱改修等、改修時に温熱の話は欠かせません。2講義連続で、温熱環境を改善するために必要な温熱の基本を、分かりやすい図を使って、解説していただきました。1講義目では、熱の動きや結露のメカニズム等、知らなかったでは済まされない大変重要なお話を聞かせていただきました。2講義目では、具体的な計算方法も解説していただきました。
宿題を提出すると辻先生の最新の温熱計算ソフトを入手できます。
講義に出席いただいた皆様、ぜひ宿題を提出し、講義の内容を実践に生かしていただけたらと思います。
第3講義「温熱環境の改善と対策-3」~住宅の温熱・省エネ改修の基礎~
三浦尚志氏/国土技術政策総合研究所住宅研究部住環境計画研究室主任研究官
3講義目は三浦氏より住宅の温熱・省エネ改修方法の基礎と題して御講義をいただきました。
試験データや研究データ等を踏まえた改修方法等ご紹介いただき、大変参考になる講義となりました。
第4講義「自立循環型住宅~改修住宅版のあらまし」
三浦尚志氏/国土技術政策総合研究所住宅研究部住環境計画研究室主任研究官
自立循環型住宅の改修版の新版作成にあたり、現在の方向性や最新情報を教えていただきました。
住宅の改修が増えてくるのと共に改修方法や断熱性能の重要性等貴重な講義をいただきました。
以上4講義の後は、懇親会が開催され、温熱・省エネに関する意見が飛び交う充実した時間となりました。
単発の受講も可能ですので、ご希望の際はお気軽に事務局までご連絡下さい。
(関西事務局 佐治)