新年のご挨拶
新年のご挨拶 2017年1月13日
代表理事 山辺豊彦 山辺豊彦構造設計事務所 より新任のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
東日本大震災時の関東地方は、長周期地震動による被害を受けました。それは、主要構造体より、天井等の仕上材、間仕切壁、雑壁、エキスパンションジョイント、設備機器等、多くの非構造部材の被害が目立ちました。建築界の人達より、一般社会の人達の反応が大きく、建物の安全・安心に対する考えに大きな隔たりが感じられました。昨年の熊本地震の被害の特徴と原因を見ると、木造住宅はその被害状況を1981年以前か以降か、2000年以前か以降かで、建設年別に分類され、発表されています。当然建設年が古い建物ほど被害率が大きくなっています。
今後の住宅医協会の活動は、建設年代別を意識し、材の劣化状況、耐力要素の種別とその量及び配置のバランス、接合部の状況、基礎の状況等、事前調査はもちろん、建物の特色を見極め、診断、補強計画を的確に提案して行ける人材を育成することが重要と思っています。
今年も住宅医協会の活動が皆様の協力の下に、より組織的に全国的に展開して行けるように期待しています。
理事 三澤文子 MSD
昨年、名刺の肩書に「住宅医/1級建築士」と入れました。
今年は名刺をお渡しする際に、住宅医の文字を示し、その説明をしていきたいと思います。
多くの方々に認知され信頼される住宅医になれるよう努力していきたいと思います。
理事 豊田保之 トヨダヤスシ建築設計事務所
困難と思われた重要伝統的建造物の断熱改修の道を切り開こうと思います!
理事 滝口泰弘 滝口建築スタジオ一級建築士事務所
今年は高齢者対応(在宅介護)のスキルを身につけたいです!
理事 河本和義 特定非営利活動法人WOOD AC & TE-DOK級建築士事務所
来年は、耐震補強用金物の開発をすすめたいです
理事 塩田佳子 特定非営利活動法人WOOD AC
出会いを大切に、人、モノ、空間、心のいいところを今以上に見つけて行ける1年にしたいです。
理事 鈴木進 特定非営利活動法人木の家だいすきの会
今年は使用価値を高めるためのメンテナンスに関する取組に力を入れたいと考えています。
理事 小柳理恵 和温スタジオ
住宅改修に必要な知見や住宅医の役割をより広く皆様にお伝えしていきたいです。
理事 松井郁夫 (株)松井郁夫建築設計事務所 まちづくりデザイン室
古民家の再生活用が国の事業としても広がる様子です。古民家を活かした歴史的なまちづくりにも広げたいですね。
理事 村上洋子 村上登男建築設計事務所
「現場の仕事を見て、作業に参加する」をできるだけ多くやりたい。
理事 藤村直樹 ㈱キノマチ不動産
事務局として今年も下支えをしっかりとし、会員の皆様の活動の支援をしていきます。