投稿日:2016年01月05日

事例紹介2016-55 東京都日野市


日野市I邸 詳細調査

報告:滝川良子/スピカ建築工房

物件概要

■所在地:東京都日野市

■調査日時:2015年12月15日8:30〜17:30

■構造規模:木造2階建

■述床面積:約31坪

■築年数:20年

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12月中旬にしては比較的穏やかな天候の中で、調査が行われました。

調査建物には現在は70代のお母様がお一人で住まわれ、娘さんご夫婦との同居に向けて新築を検討されていましたが、建物が築20年という事から改修も視野に入れたいとの事で、住宅医調査に踏切られました。

当日は指導員 6名、実習生 4名の計 10名で調査に当たりました。

建物は開発をかけて、数棟の注文住宅として販売された内の1棟ですが、確認通知書をお持ちで、改築などは行っていらっしゃらないとお聞きしていました。

しかし事前調査時のヒアリングで確認時と現況がかなり変わっている事がわかり、開発事業者が確認を下ろした後に、現況のプランで販売したもののようで、容積率等がオーバーしている事がわかりました。

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調査は①採寸②劣化(屋外)③劣化(室内)④床下⑤バリアフリー⑥小屋裏の項目を6班に分かれて行いました。事前に侵入口を確認していたので、担当の方に位置の説明を行い調査を行ってもらいました。

床下調査風景

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床下の調査では木材の含水率、基礎の鉄筋の有無なども確認します。築年数が浅いため、状態は比較的良い方でした。

小屋裏内部

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小屋裏は野地板から出た釘が結露したと思われ、水痕が多く見られました。

また、事前調査で1階天井に染みがある事をお聞きしていた事もあり、1階小屋裏と室内劣化の担当の方には事前に説明を行い、気になる箇所を注意深く確認してもらい、お客様にも一部一緒にご確認いただきましたが、心配していたバルコニーからの雨漏りでは無いようで、ほっとしました。

採寸調査

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昼休憩は近所のファミリーレストランを利用しました。昼食後に午前中の各班進捗状況や気になる箇所の情報を共有し、午後の調査を始めます。

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内部劣化調査

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内部劣化調査では、レーザーを使用し床の傾きも確認します。

外部劣化調査

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この建物は樹木の多い立地という事もあり、樋の詰まりなど外部劣化が著しく見られました。

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冬場の調査は日が早く落ちるため、撤収時には真っ暗となってしまい、申し送りも懐中電灯を頼りに行いましたが、季節により時間配分も気をつける必要があると感じます。今回も指導員、実習生の皆さまにご協力いただき無事に調査を終える事ができ感謝しております。

まだ改修か、新築かでお客様も検討中ですので、しっかり調査報告書を作成して、適切な判断が行えるようにしていきたいと思います。

 

スピカ建築工房 一級建築士事務所

滝川良子