暑さ・寒さにお困りの方へ

暑さ・寒さでお困りのかたの住まいは、断熱材がまったく入っていない、または、入っていても不十分なケースがほとんどです。また、家の「すき間」から、「すき間風」が出入りし、足元の寒さを引き起こしています。冬は暖かく、夏は涼しい住まいに改修するには、断熱材の種類や量を判断し、正しく設置する必要があります。すきま風をふせぐための施工も重要です。

冬は暖かく、夏に涼しい「体にやさしい」住まいは、健康を向上させるという調査結果があります。家全体を暖かくすると、寒い部屋と暖かい部屋を行き来することで起きるヒートショックを防ぎ、夏には部屋の温度の上昇をおさえて熱中症の予防にもなります。

住宅医は、暑くて寒い住まいにお困りの方の、家の現状をくわしく調べ、一年を通して気持ちよく、健康的に生活できるような「温熱省エネ診断」を行い、改修工事につなげます。

地震が心配な方へ

住宅医の行う調査で、地震が起きたときに、住まいがどれだけ耐えるかを示す指標、「耐震性能」を調べることができます。耐震性能の高い、地震に強い家でも、柱やはりなどの構造材料にシロアリ被害や腐れがあると、いざという時に力を発揮できません。住宅医は、耐震性能はもちろん、構造材料の状態もきちんと点検し、地震時に命と財産を守るための「劣化診断と耐震診断」を行い、工事につなげます。

高齢・障がいのある方、在宅介護が必要な方へ

足の筋力が低下すると、ちょっとした段差でつまずきやすくなります。また、病気や事故で車いす生活になる可能性は、年齢に関係なく誰にでもあることです。家が「バリアフリー」であることは、誰にとっても暮らしやすい理想の住まいと言えるでしょう。住宅医は、住まいの「バリアフリー性能」を調査して、段差をなくし、間取りや動線の変更まで含んだ改修を行い、住みなれた家で長く生活できるように支援します。

住宅医に相談してみよう

住宅医は、既存住宅の調査・診断から改修設計・施工・維持管理などについて、幅広い知識や高い技術力を備えた建築士です。
一般社団法人住宅医協会では、これらの建築士を住宅医として認定し、既存住宅ストックの活用が求められる今の時代に必要な住宅医の育成に取組んでいます。
住宅医にご相談したい方は、住宅医リストから、お近くの住宅医に直接ご相談下さい。誰に相談して良いか分からない方は、下記お問合せフォームより、ご相談の内容をなるべく詳しくご連絡下さい。お近くの住宅医をご紹介させて頂きます。

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