住宅医スクール2017 第4回の報告(大阪 劣化・維持管理)


住宅医スクール2017 大阪 (第4回:9/16)
9月16日に大阪で第4回(劣化・維持管理)が開催されました。
■第1講義
・調査時に判断のつきにくい生物劣化の事例写真が多く、分かりやすかった。調査の現場に資料として持参して活用していきたい。
■第2講義
・森先生は『研究段階の話で・・・』とおっしゃっていたが、1つの目安として劣化度と耐力推定値の話は実際の現場でもとても有意義な情報だと思う。今後の研究結果も定期的に伺っていきたい。
■第3講義
・軒の出と壁面累積雨量のグラフの各地のデータを見たい。(可能な範囲でいいので・・・)
■第4講義
・漏気の話が、とても為になりました。
・皆様の設計の際、工夫されている部分を知りたい。
・漏水開始時期に関する研究成果を今後知りたい。
■講義全般
・シロアリについて、詳しく知る事ができ、有意義でした。
・配布される資料ですが、小さくて見にくいのでA4 1枚にプレゼン2枚程の大きさにして頂ければ・・・と思います。
・湿気が住宅の被害におおきく作用することが分かった
・蟻害については、ベタ基礎の導入が増えたこともあって減っているかもしれないけれど乾材シロアリも存在するので、定期的な点検や材料を選ぶ事が大切だと思いました。
蟻害や、腐朽を放置する事で、地震等の災害時に被害が拡大しているという事が、明らかで地震が頻発している日本では、この点の改修が、かなり大事だと感じました。
・ピロディンという機器を使ってみたいと思いましたが、ネットで調べたらものすごく高額でした。住宅医の調査で借りることはできますか?