住宅医スクール2016 東京&大阪 第1回の報告
住宅医スクールが先日東京6月9日、大阪6月11日に開講しました。
どちらも盛況に40名以上の参加者にお越しいただき、検定会時には50名近い方が発表者の発表を聞きました。
今回東京、大阪共に
第1講義 木造建築病理学の必要性 三澤文子
第2講義 建物調査と報告書の作成 滝口泰弘
第3講義 木造建築病理学の実践 豊田保之
第4講義 検定会
となりました。
↑東京会場の様子
↑大阪会場の様子
☆受講者のアンケートから☆
・概要から実例までの流れが一日で知ることができて今後の詳細の講義が楽しみです。
・今回の住宅医スクールを機に、「御用聞き」から脱却しなければならないと思った
・土壁の家の断熱改修を結露と耐震補強と勉強したいと思っていたので大変良かったです。
・基礎の補強方法について詳細をもっと知りたかった。来年2月の講義ということですが、
その前に参考にしたい場合はありますか?
→(事務局より:2回目の講義は構造の先生が来られます。基礎補強についても概要説明ありますが、
個別についても休憩時間等ご相談ください)
・住宅の性能を再認識+発見するために受講を決めました。次回からも楽しみです。
・住宅医検定会を初回に見れて、改修工事の難しさがわかった
・すぐ実践に活かすようにします!住宅医を取得したいと思います。
・熊本地震の報告大変貴重でした。
・断熱材に関して
三澤先生へ
断熱材のPBにする理由は?羊毛は?断熱材に対してこだわりはありますか?
(回答)
断熱材も環境に配慮した材料を使用したいと考えています。もちろん羊毛も良いのですが
コストパフォーマンスも考え、ポリエステルで、ペットボトルの再生品であるPBを選んでいます。
新築で外張断熱などは、ボード状の断熱材を使用することが多いのですが、改修では
新築では採用しない天井断熱をすることが多く、その場合マット状のPBの採用ということになります。
豊田先生へ
設計事例で壁ウールブレス100mm天井グラスウール200mm使い分けているのは
何か理由がありますか?
(回答)
当初、壁と天井をウールブレスで予定していましたが、
減額調整で天井のみグラスウールに変更となりました。
壁は、土壁なので、自然素材つながりで、ウールブレスのままとしました。
☆事務局へのご要望☆
・資料はフルカラーでお願いしたい
・資料は1Pにスライド一つでできないか
(回答)
毎年フルカラーのご要望がございますが、現状モノクロを基本とさせていただいております。
全てフルカラー、全てのページを1枚で印刷となると現状の30倍以上の印刷コストがかかり、
受講料を上げる必要が出てしまいます。
また受講者数が多ければ多いほど、質は向上できますので是非お仲間をご紹介ください。
・予習として先に資料がほしい
・復習としてデータを協会HPにUPしてほしい
(回答)
・資料は事前に講師からいただくのが直前となり、当日でご了承いただきたいと思います。
・復習のデータUPについては、資料のデータ化をお断りされる講義もございます。
パスワード等をかけて一部UPできないかどうかは、検討課題としたいと思います。
・会員サポートの中で、コストシミュレーションなどの統計分布を示すようなものがあると助かります
(回答)
・事務局自体は調査依頼を受けておりませんが、各地の住宅医ネットワークではコストを把握しております。
今後取りまとめも検討したいと思います。
・前の方で受講したい、自由席にならないか
(回答)
今回事前配布資料が多かったことから、通年申込者用として席に配布しました。
次回からは自由席ですのでどうぞ先にお越し下さり、前にお座りください。