「木の住まい」をデザインする 三澤康彦の仕事

発売日:2019年5月5日
著者:三澤康彦
出版社:建築資料研究社
発行形態:単行本
定価:3,080円(税込)

日本各地の林業地とのネットワークを組織しながら、「木の住まい」を追求し続けた三澤康彦先生の仕事が詰まった一冊。

(主な内容)
1.日本の木で家を造るということ
・木材は日本の中で量的にまかなえる ・木の構造と性質 ・木材の含水率と乾燥 ・吉野は日本の植林文化の源 ・原木の値段と製品の値段 ・木材は野菜と比べて驚くほど安い ・徳島県木頭村の林業 ・最後の責任は設計者と住まい手にある ・多様な信州の木材 ・能登のヒバは植林 ・日田の挿し木林業 ・山と都市を繋ぐチャンネルをつくる
山と都市とのネットワークで造る家づくり 和田善行

2.伝統構法の合理化への試行
「千里私たちの家」から「Jパネルハウス」への道のり 三澤文子
私たちの「木の家」づくり 三澤康彦
こだわりの設計からフォルクス「木の家」へ 三澤康彦 木の家づくり展示館(1996)
Jパネルと「ユニクロ」木の住まい版 三澤康彦  Jパネルハウス(2001)
構造家からみた三澤康彦の仕事 山辺豊彦

3.「木の住まい」をデザインする
山王町の家(2002) 御影のコートハウス(2007) 胡桃山荘(2011) 姉妹の家(2015) 柿の木荘(2017) 春風の家(2018)
用強美の建築 三澤康彦を送る 泉幸甫
あとがき 三澤文子