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事例報告(改修事例)2017-75

鹿児島県「光山のいえ」改修事例報告

設計者:(有)西口ホーム/西口 尚孝
報告:同上
所在地:鹿児島県鹿児島市
地域:第1種低層住居専用地域
主用途:一戸建て住宅
築年数:築39年(昭和54)
規模:木造2階建て
敷地面積:
建築面積:47.80㎡(14.46坪)
延床面積:71.81㎡(21.72坪)
着工:2013年6月
竣工:2013年9月
(工事期間:4ケ月)
住宅・建築物省エネ改修等緊急推進事業

「光山のいえ」は、S54年築。旧耐震基準の家です。生活スタイルの変化、床下湿気にカビ問題、水廻りの老朽化の改善が目的の改修のお住まいでした。築年数やそれ以外の劣化状況も踏まえ建て替えも検討しましたが、この家に対する愛着と住宅・建築物省エネ改修等緊急推進事業が適用できるとのことで、耐震・断熱改修まで行う全面改修となりました。

【解体工事】

野地板・屋根垂木に腐れ等が見られたので、急遽張替えを行いました。

 

この建物の課題のひとつに、床下の湿気問題がありましたので、防湿コンクリートを打設しました。
間取り変更もありましたので、根太はすべてやり替えました。

 

【耐震改修】
旧耐震基準の建物ということもあり、低い耐震性能でした。
耐震補強計画で、1.0~1.5未満の「一応倒壊しない」レベルまで引き上げました。

 

 

筋交い追加と既存も含め、金物補強も行いました。

 

【断熱改修】
耐震改修と同時に断熱改修もおこないました。全面改修になりましたので、
新築同様の内容で進め、UA値4.25W/㎡K⇒0.62 W/㎡K性能を確認しました。

 

 

 

 

 

【竣工写真】

 

 

外観はほぼ変わっていませんが、浴室・トイレを増築した部分と
車庫入れを容易にするため玄関ポーチの飾り壁を撤去しています。

 

 

南側の一番日当たりのいい場所が客間として使う和室でした。
そこにリビングを持ってきたことで、家全体が明るくなりました。

 

 

トイレはスペースを広げ、引戸を採用。
洗面化粧台もカウンターを広げ、家事も便利になりました。

 

 

北向きの寒くて薄暗いキッチンから、南側の明るくて風通しのいいキッチンに。
L型キッチンで対面にすることで、小スペースでも広く感じるLDKに。

 

 

元々、キッチンだった北側に、寝室兼用の和室に。
暗さが感じないように、窓はなるべく大きくとり、
このスペースだけ平屋だったこともあり、天井高さを最大限確保し圧迫感を解消。

着工前は湿気と老朽化もあり、暗さ・寒さ・暑さと環境も決していいものではありませんでした
。改修後は、断熱性能も向上し家中に明るさがあり、生活も一変されたようでした。

改修費用も決して安いものではありませんでしたが、愛着のある家に快適に過ごせることで、とても喜んでおられました。

家の大きさや性能は新築当時のごく一般的な建物でありましたが、改修をしっかり計画して行うことで、
築年数・規模関係なく、住む人が納得できるように甦らせることができると感じることができました。

こちらの提案も快く了承してくださるお施主様。
改修ならではの現場対応の多い中での職人さんの臨機対応があったらこそ完成した物件。
みなさまのご協力のおかげさまです。感謝してます。

住宅医スクール2017 第6回の報告(富士 温熱・省エネ)

住宅医スクール富士 第6回は温熱・省エネで1日辻先生講義となりました。

☆受講者のアンケートから☆

 

■講義全般

・日常生活に関わる講義で、とても興味がわく内容でした。もっとゆっくり内容を把握しながら聞きたかった。

・断熱や結露についての直感的な感覚をみがいて、特に改修物件での提案ができるように実務でも生かしていけるようになりたいです。
定量的な説明をする上でとても役に立ちました。

・内部結露の問題が会社内でもちょうど問題になっていて、内装材の重要さや結露のしくみがよく分かった。断熱材のしっかりとした入れ方をよく知りたい。

・ワークショップで他の方の話が聴けて、すごく良かった。

・プラン演習できませんでしたが、面白かったです。

・実用的な内容、計算方法が聞けて良かった。

・辻先生の講義は3回目ですが、毎回バージョンアップしているようですね。大変有意義でした。

 

住宅医スクール2017 第6回の報告(東京 温熱・省エネ)

住宅医スクール2017 東京 (第6回:11/16)

11月16日に東京で第6回(温熱・省エネ)が開催されました。

毎年好評の森林文化アカデミー辻先生の1日みっちり温熱環境講座です。

■講義全般
・昨年も本日の講義を受けました。昨年よりも多少理解が深まりました。復習をして宿題を提出したいと思います。
・自分でもやってみます。八ヶ岳、常時人がいない、室内0℃以上を実現するためにいろいろ考えてみます。
・以前に辻先生のお話は東京建築士会のセミナーで拝聴したのですが、
もうすっかり忘れており、しかしさすがに駆け足だったので追いつくのが大変でした。
温熱計算をしっかり身に着ける事→復習と、事例で演習を重ねるしかないと思いますが、
設計意図、机上の性能を担保する施工技術、というかそもそも特に部分改修の際にどのように理論を満足する設計ができるのか、
そしてそれを精度よく施工する体制、技術の育て方は、、、それは経験を積むしかないと思いますが、
難しいものだと思いました。演習楽しかったです!
・すごく勉強になった。きちんと復習します。
・省エネについての考え方にとても共感いたしました。なんとか設計に私も応用できるよう努力していきたいと思います。
・とてもわかりやすい講義でした。今まで高気密高断熱にはどちらかと言うと賛同できない考えだったのですが、
なぜ必要か、どこまでするのが適切なのかがよく分かりました。
ただ、スピードが速すぎて理解したつもりのことも記憶があいまいです。
復習して実際に計算することを身に着けて、覚えている必要を痛感しました。
8年前に自分の設計で建てた住宅で早速検証してみようと思います。
毎回期待以上の内容で、受講して良かったと思っています。あと2回がんばります!
・たいへん分かり易く集中して向き合うことができました。
早口でついていくのに必死でしたが、UA値、Q値、ηA値、自分で算出できる感覚が感じられたので、
すぐに計算に取り組んでみようと思います。4限は短時間での計画になかなか対応しきれなかったのですが、
他の人の考え方も聞き、グループワークは大変面白かったです。
・非常に難しく有意義な講義でした。きちんと復習して身に着けていきたいと思います。
来年もう一度参加したいと思います。無事修了できてよかったです。お世話になりました。
・結露の話は勉強になった。
・とても有意義な講義でした。断熱、日射取得の検討を実際の計画でしてみようと思いました。
暖房、給湯機器の選択にも、今回得た知識を生かしたいと思います。
・密度の濃い講義でした。
・短い時間のエスキス、久々でしたが、やってみると皆ちがうので、勉強になりました。
・豊田先生が絶対一番受けて欲しい授業だと!との意味がよく分かりました。お世話になりました。
・苦手な省エネ分野でしたが、理解できそうです。宿題を提出し、活用できるようにしたいと思います。
結露についてさらに理解を深めたい。全講義の受講が修了しました。とても有意義な内容でした。一年間有難うございました。
・第4講義、いろんな案が比較出来てよかった。
・頭の切り替えに少し時間がかかったが、なんとなくわかったような気がした。
・改修の計画の発想、考え方等、とても参考になりました。
講義内容はとても有意義でしたが、お時間的には、もっとじっくりとお伺いしたかったと思います。
・今回は全て辻先生の講義ということで満喫いたしました。以前一度、概要のお話を伺ったことがあるのですが、
今回はじっくり一日をかけてということで、復習ができました。
第4講義のエスキスも短い時間でしたが、グループワークができて楽しかったです。
・駆け足でたくさんの内容でしたが、要点をとらえて説明して下さっていたので難しく感じませんでした。
あとでゆっくりそしゃくしようと思います。ワークショップもみなさん考えや優先順位によって違うプランがたくさんでておもしろかったです。
個人的にはコストも大事だと思いました。総改修で構造、断熱、内装、外構、、、2500万でおさまるかしら。
・内容が濃く大変良かったです。実務に活かせる講義でした。が、早すぎてもったいなかったです。
もっと時間をかけて聴きたかったです。資料の各ページが小さすぎたので、もっと大きく見やすい方が良かったです。
自分なりに勉強してもう一度受けたい講義でした。
第4講義、他の人のエスキスを見るのは面白くて勉強になりますね。今回も有難うございました!

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