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事例報告(改修事例)2016-58

東京都「シニアの終の棲家リフォーム」改修事例報告

報告者:株式会社アトリエ・ヌック建築事務所 勝見紀子

 

・設計 監理:株式会社アトリエ・ヌック建築事務所
・施工:当麻工務店
・設計期間:2013.06~2013.12
・工事期間:2014.01~2014.04
・所在地:東京都青梅市
・建築時期:1989年
・構造:木造軸組2階建て
・床面積 1階58.38㎡(既存48.61㎡+増築9.77㎡)、2階44.47㎡
計 102.85㎡/31.11坪

 

 

■建て替えか改修か
子育て期に建築条件付き建て売りで購入した住宅。25年間、塗装などの化粧直しや修繕を行わないまま来てしまい、建て主さんは建物の耐震性や劣化に不安を感じていました。夫婦二人の安心&快適なシニアライフを叶えるのに、建て替えた方がよいのか、改修で済むのか、二つの選択肢を前に迷われていました。
調査を行い検討の結果、基礎はしっかりしていること、補強を施せば安心できるレベルまで耐震性を向上させることができること、外部の劣化修繕は全面的に必要なこと、少しの増築と元の躯体を生かしながら間取り変更を行えば、1階だけでの生活も可能であることが、予測できました。
建て替えた場合と、上記の改修を行った場合のそれぞれで工事費概算を行い、改修は建て替えにかかる費用の7割程度で済むであろうと試算でき、改修で進めることに決まりました。建て替えの場合は解体費用がかかり、工事期間が長くなるため仮住まい費がかさみます。また、直す必要性の低い2階の過半も残せないなど、余計な費用を掛かってしまうことが、改修に踏み切る決め手となりました。

■耐震補強と間取り変更
新耐震後の建物でしたが、壁量不足、バランス不良、金物の不足がわかり、耐震性は現況基準に満たない状態でした。また、荷を背負った大梁を梁で受けるまど無理な床架構があり、間取りを変更しつつ柱を足しこれらを改善しました。補強により耐震診断評点が、概ね1.5を上回る計画としました。
当初、趣味室兼将来の寝室として、建て主さんは和室の増築を望んでおられましたが、重ねての検討の結果、「リビングヌック」と名付けた5畳大の板張りスペースを南側に増築することに落ち着きました。調度品や絵画を飾る和室は独立性が高すぎ部屋の広がりを損なうこと、介助が必要になったとき高齢者のスペースとして、和室は不都合も多いことが理由で、広間と緩やかに区切ったリビングヌックには、将来ふたつのベッドが置けるような計画としました。
夫人の不満の種であった、居間から離れた壁向きのキッチンも、大幅に位置変更し、広間に対面してリビングヌックや庭を望める配置としました。併せて、水回りを経由し回遊できる間取りとしたことで、家事の煩わしさが軽減したとのことです。

■収納とインテリアデザイン
この家のインテリアデザインの要は、ご主人が好きで集めた民芸調家具や絵画・陶器です。自然素材の床・壁・建具は、これらが映える落ち着いた色合いの構成となりました。
調度品から日用品まで、要所要所に十分な造り付け収納を設けたことで、物を簡単には処分できない高齢者の暮らしに寄り添うことができています。

■効果を発揮した温熱改修
建て主さんにとって、冬の寒さをどうにかしたいとの思いも、大規模改修を考えた大きな理由でした。壁床天井に一応断熱材はあったものの、当然貧弱な状態で、冬の朝の居間の室内温度は5℃まで下がっていたとのこと。間取り変更を行わなかった2階の外壁を除き、外気に接する床・壁・天井の断熱を強化し、既存窓を生かした部分には内窓を追加し、新たなサッシは複合樹脂サッシを採用しました。これらの改修効果は大きく、無暖房状態でも冬朝の室温は15℃を下らず、主暖房の石油ファンヒーターの灯油代がシーズン当たり2万円下がり、エアコンの運転時間が少なくなったことで、年間の電気代も2万円下がったとのこと。何よりオープンな間取りと高断熱の組み合わせにより部屋間の温度差が無くなり、思った以上に快適との感想をいただきました。

 

平面図 改修前

平面図 改修前(クリックで拡大)

 

平面図 改修後

平面図 改修後(クリックで拡大)

 

<改修前>

01
南側に窓が連続し耐力壁が不足。木工作家にオーダーした漆塗りの食卓セット。

 

02

居間から離れ壁に向くキッチン。雑多な品々が溢れていた、収納不足のスペース。

 

03
寒さの厳しい在来の浴室と、設備配置が悪く狭く片付かない脱衣所

 

04
ドア、引き戸敷居部分で、床と段差。

 

05
勾配のきつい蹴上22cmの階段。

 

06

建て主さんの好みでない玄関のつくり。屋根と2階外壁の取り合いで水平谷。

 

07

25年間メンテナンス無しで、劣化した屋根葺き材

 

08

湿気がちな土の床下。基礎は健全。

 

09

小屋裏部分東側。天井断熱は50mmのグラスウール敷き詰め

 

10

北葺き下ろし部分。小屋裏換気取れておらず野地板合板が腐朽。

 

11

バルコニー立ち上がり部分軸組。笠木部分からの漏水により木部腐朽。

 

12

解体時に露見した蟻害が、床下に2か所

 

 

<改修工事>

13

根太・大引きの床組を取り除き、防湿コンクリート打設
14

新規耐力壁足元に基礎新設

 

15
間取り変更により、梁の補強と耐力壁新設

 

16
劣化したセメント系屋根葺き材はそのままに、上から新たな野地板張り+金属板葺き

 

17
新規小屋裏断熱は、セルロースファイバー200mmを吹き積もらせ

 

18
増築部分屋根断熱にセルロースファイバー。
外壁は既存部共グラスウール100mm+防湿シート。

 

19
1階床断熱。セルロースファイバー(120)吹き込み

 

 

<完成後>

001
南側増築に合わせ、玄関の屋根も建物に馴染む形状に造り替え。
ポーチは、門扉を引戸に替え、階段を集約し昇降しやすい高さに。
将来車椅子使用の際は、駐車場よりリビングヌックへ直接の出入りを想定。

 

002
広間より玄関方向を見る。新たな格子壁と耐力壁で、増築部を緩やかに仕切った。

 

003
広間北方向を見る。民芸家具など調度品が映えるインテリアに。

 

004
増築したリビングヌック。将来は両脇に二つのベッドが置けるサイズで設計。パーティションで広間から区切られるよう、天井面にカーテンボックスを切っている。

 

005
デスクと本棚。たくさんの資料や書籍と、パソコン&周辺機器塁を集約して配置できるようになり、雑然とせず管理が行き届くように。
デスク後ろの引き戸は、冷暖房時に階段を仕切る役割。

 

007
既存のコーナー出窓はそのまま生かし、樹脂内窓を設置し断熱化した。

 

009
キッチンはⅡ列型とし、流し台部分が広間に対面する。既存出窓は手前に内窓設置し、陽の当たる乾燥棚の役目を持たせた。

 

010
キッチンからパントリーに通じる戸と、造り付けの食器棚。

 

011
勝手口とパントリー。設計時提案するも、どんなふうに使えば…と戸惑いの言葉があったが、ストック品・分別ごみ置き場・冷暗所としてなど、今は「使い勝手よく、なくてはならない場所」との評。脱衣所にも通じ、回遊動線の要位置。

 

012
広く取った洗面脱衣所。洗面台はたっぷり収納と合わせ造り付けに。

 

013
玄関の土足使用の納戸。内と外の境界である玄関は、物が集中する場所で、パントリー同様、小ぶりながら大活躍の収納室。扉を設けず暖簾で目隠し。

 

014
架け替えて一段増やし、緩やかにした階段。手摺と段鼻のノンスリップが、高齢者には必須。

 

015
リビングヌック掃出し窓。サッシは既存品を再設置し、内窓は複層ガラス入りの木製格子戸で制作。インテリアデザインのポイントとなった。框下端や召し合わせ部に施した気密の工夫が効き、冬の夜でも暖かい場所に。

住宅医通信 第74号 (2016年6月号)

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住宅医通信 第74号
2016年6月10日(金)発行

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この通信は「住宅医スクール受講者」「岐阜県立森林文化アカデミー・木造建
築病理学受講者」と、一般社団法人住宅医協会の活動に関わりを持っていただ
いた方々にお送りしております。
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<目次>
0.熊本関連情報
・被災住宅調査報告(速報)

1.2016年度住宅医スクール 随時募集中です!
住宅医スクール2016のお知らせ
2016年度は全国4スクール開講です。
【1】住宅医スクール東京
【2】住宅医スクール大阪
【3】住宅医スクール熊本
【4】住宅医スクール広島
◆ 住宅医プレスクール富士

2.地域住宅医ネットワーク活動報告!
関東・中部・関西住宅医ネットワークからのお知らせ
【1】関東住宅医ネットワーク
【2】中部住宅医ネットワーク
【3】関西住宅医ネットワーク

3.岐阜県立森林文化アカデミー・木造建築病理学講座からのお知らせ
・木造建築病理学・住宅医スクール スキルアップ講習のご案内
・アカデミー視察予定、小原勝彦・辻充孝講演予定など

4.改修住宅ケーススタディ
・岐阜県「大野の家」 改修事例報告(住宅医紹介~15)
設計工務店 リビングプラザ/大橋利紀氏

5.詳細調査物件報告
・堺市Y邸詳細調査報告
THNK一級建築士事務所/北聖志氏、MSD/久保亜弓氏

6.住宅医意見交換
・「改修建物を訪ねて~その6」
自動車修理工場を活かしたリフォーム~木の香るWOOD ACの事務所空間
MSD/三澤文子氏

7.関連情報
・パッシブデザイン未来会議2016のお知らせ

8.事務局たより

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0.■■■熊本関連情報■■■
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この度の熊本地震により被害を受けられた皆様に、心からお見舞い申し上げま
す。一日も早い復旧と皆様のご健康を、心からお祈り申し上げます。
住宅医協会としても、各地の住宅医を通じて、復旧・復興へ向けた様々な協力
・支援を行って参りたいと思います。

■被災住宅調査報告(速報)
ボランティア調査員を募集させて頂きました熊本の被災住宅調査ですが、関東
、関西、九州から12名の住宅医関係者にお集まり頂き、無事調査を完了するこ
とができました。
調査は、5/31~6/2にかけて、住宅医スクール2016熊本開催にご協力頂いてお
ります新産住拓(株)さんの方へ調査依頼が来ている3件の住宅の視察・相談、
4件の住宅の調査、2件の寺院について行いました。
一日も早い復旧や耐震補強工事ができるよう補強提案をまとめるために、主に
「被災度区分判定」と「耐震調査」を行い、提案に必要な情報を得ることが今
回の調査の目的です。お集まり頂いた皆様、調整や当日の先導を引き受けて頂
きました新産住宅(株)の方々、誠に有難うございました。
以下に調査の概要(速報)を、ご報告させて頂きます。

↓被災住宅調査報告(速報)はこちら
http://sapj.or.jp/syousaichousa2016-59/

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1.2016年度住宅医スクール 随時募集中です!
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□□□□□□□□住宅医スクール2016受講生募集中!!!□□□□□□□□□

2016年度住宅医スクール募集中です。 今年度限り、限定1年で広島・熊本で開
催します。中国・九州地方ならではの人選、ゲストもありますので、お楽しみ
に。また、本年のプレスクール(来年本スクール前のプレ講座)は静岡県富士
市にて開催。こちらも応募お待ちしております。
東京会場、大阪会場は人気の検定会が初日にも開催。高レベルな改修事例発表
を審査、ヒアリングして自身の技術向上につなげましょう。

【日 時】2016年6月~2017年2月(全8回、4講義/回)
各回10:30~18:15(受付10:00~)
【主 催】一般社団法人住宅医協会
【対象者】住宅の設計や施工に携わる実務者の方々
【定 員】50名程度(先着順。各回とも定員になり次第締切とさせて頂きます)
【参加費】1講義あたり5,000円
(必須講義24、特別講義7、全31講義) 税込(以下全て)
※〔通年一括申込みの場合〕 100,000円(55,000円割引)
※〔当日スポット受講の場合〕 5,000円/講義
※〔過去の通年申込生(修了生含む)、木造建築病理学履修生〕
2,000円/日
※〔正会員・一般会員の場合〕 1,000円/日

↓各スクールカリキュラム内容・問合せはこちら
http://sapj.or.jp/aboutschool/school2016/

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【1】住宅医スクール東京
■住宅医スクール東京 第2回2016(7/14)開催案内
第2回は「構造1」がテーマです。ご興味のある方は、単独受講が可能です。

↓詳しくはこちら
http://sapj.or.jp/school/2016tokyo2/
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【2】住宅医スクール大阪
■住宅医スクール大阪 第1会016(6/11)開催案内
第1回は「住宅医概論」がテーマです。ご興味のある方は、単独受講が可能で
す。(※第1回のテーマは各スクール共通です。)

↓詳しくはこちら
http://sapj.or.jp/school/2016osaka1/
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【3】住宅医スクール広島
■住宅医スクール広島 第1回2016(6/29)開催案内

↓詳しくはこちら
http://sapj.or.jp/school/2016hiroshima1/
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【4】住宅医スクール熊本
■住宅医スクール熊本 第1回2016(7/9)開催案内

■□■□■カリキュラム変更しました■□■□■
↓詳しくはこちら
http://sapj.or.jp/0513news/
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◆住宅医プレスクール富士
住宅医プレスクール富士 第1回2016(7/20)開催案内

↓詳しくはこちら
http://sapj.or.jp/wp-content/uploads/2016/05/2016pre-school-fuji.pdf

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2.地域住宅医ネットワーク活動報告!
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関東・中部・関西住宅医ネットワークからのお知らせ

【1】関東住宅医ネットワーク
6/6(月)、13:30~16:40 、貸会議室「内海」にて、関東住宅医ネットワーク
キックオフミーティングを開催しました。17名の住宅医、登録インスペクター
にお集まり頂き、・既存ドックVer.2016(改良版)・調査方法の改良・関東住
宅医ネットワークの活動などについて、意見交換を行いました。
ご参加頂いた皆様、有難うございました。引き続き、関東地域の住宅医の活動
を盛り上げていきましょう!

関東住宅医ネットワーク事務局:
滝口建築スタジオ(滝口)takiguchi@taki-studio.net
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【2】中部住宅医ネットワーク
中部住宅医ネットワークとしての活動などは、今後の通信で発信していく予定
です。今回は事務局として「最近思うこと・・・」をご紹介します。
↓詳しくはこちら
http://sapj.or.jp/c-nw01

中部住宅医ネットワーク事務局:中島(WOOD AC) info@wood-ac.or.tv
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【3】関西住宅医ネットワーク
(1)詳細調査報告
先月、関西住宅医ネットワークで宇治の酒屋の調査を行いましたので報告をさ
せていただきます。
詳しくはこちら↓
http://sapj.or.jp/syousaichousa2016-58/

また、関西地区(以西)での調査の相談などがありましたら下記事務局までお気
軽にご連絡ください。

(2)関西温熱教室2016
号外でもお知らせさせていただきました関西温熱教室ですが、定員間近となり
ました。迷われている方はお早めにご連絡ください。

関西住宅医ネットワーク事務局:日野 hino@mok-msd.com

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3.岐阜県立森林文化アカデミー・木造建築病理学講座からのお知らせ
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■木造建築病理学・住宅医スクール スキルアップ講習のご案内
森林文化アカデミーでは実務者向け講習として、専門技術者研修を実施してい
ます。そのうち、以下のものは木造建築病理学・住宅医スクール スキルアッ
プ講習としても実施する予定です。ご都合宜しければ是非ご参加下さい。

第3回「木造建築の構造性能検討ツール演習」のうちの3つの研修
【内容】構造性能を検討できるツール(SWS試験データ処理、一般診断、保有
水平耐力診断など)を利用して、演習を通じて構造計算の理解に繋げ
ます。ただし、エクセルの動くノートパソコンを持参して下さい。
【時間】10:00~17:00
【会場】森林文化アカデミー内
【申込】申し込み等につきましては、お問い合わせ下さい。

平成28年10月22日(土) 外皮計算ツール(環境デザインサポートツール)
※環境デザインサポートツールを持っている人
(辻先生が講師をしている 病理学、住宅医スクール、研修等の受講生に限る)

平成28年10月29日(土) 耐震診断(一般診断法(精算法)・方法1・方法2)
SWS地盤調査データ処理ツール【簡易版】 ※参加者制限無し
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■視察予定・講演予定など
森林文化アカデミーにはいろいろな視察者が訪れておりますし、住宅医協会以
外でも小原の講演予定などがあります。その中から木造建築病理学に関連しそ
うな方々の視察情報や講演情報を皆様にもお伝えさせて頂きます。
ご都合よければアカデミーに遊びにいらしたり、お近くの講演会場に足を運ん
だりして頂けますと幸いです。

↓講演・アカデミー予定 詳しくはこちら
http://sapj.or.jp/ac160610/

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4.改修住宅ケーススタディ
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■岐阜県「大野の家」 事例報告(住宅医紹介~15)
設計工務店 リビングプラザ/大橋利紀

お引き渡しの際には、 BeforeからAfterの変貌に驚きと喜びの言葉を頂きまし
た。耐震性能向上は耐震工事前後の常時微動計測データを見て頂くことで大き
な安心感を得て頂きました。
温熱性能の改善は、実測データをもとに解説し、断熱性能向上をしっかり確認
して頂きました。周りにある豊かな自然の力を活かす設計をしていますので、
今後は、季節に合わせて住まい方に工夫して頂きながら快適に過ごして頂けた
らと思います。

↓詳しくはこちら
http://sapj.or.jp/kaishuujirei-2016-57/

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5.詳細調査物件報告
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■堺市Y邸詳細調査報告
THNK一級建築士事務所/北聖志氏、MSD/久保亜弓氏

大阪府堺市で詳細調査を行いました。場所は泉北ニュータウンに隣接した集落
にあります。改修設計は水本亮建築設計事務所・水本亮氏が行います。水本氏
から伝統的工法の民家を改修すると聞き、ぜひ詳細調査をしましょう、という
ことで今回の調査が実現しました。

↓詳しくはこちら
http://sapj.or.jp/syousaichousa2015-57/

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6.住宅医意見交換
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■「改修建物を訪ねて~その6」
自動車修理工場を活かしたリフォーム~木の香るWOOD ACの事務所空間
MSD 三澤文子

古く素敵な建物が、簡単に壊されることを阻止するためには、どうしたらいい
のでしょうか? そのためには、まず、壊されずに残り、愛されて使われてい
る建物を、大いに誉めて、古い建物を壊さず大切に使うことが「誉められるこ
と。」と、多くの人に認識してもらうことなのでは? と考えました。
今月の、誉めコラム「改修建物を訪ねて」は、鉄骨の自動車修理工場を木の香
る事務所空間にリフォームしたNPO法人WOOD ACの社屋です。

↓詳しくはこちら
http://sapj.or.jp/column20160610/

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7.関連情報
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■パッシブデザイン未来会議2016のお知らせ

住宅の省エネルギー化に向けた取り組みがいっそう本格化する中で、パッシブ
デザインで他社と差別化し、勝ち抜く術をお伝えする「パッシブデザイン未来
会議」を開催いたします。
前真之氏と、野池政宏氏による講演2本、加えて、PassDeC事業者認証社による
事例解説を盛り込んだ本イベントは、パッシブデザインに取り組む方、取り組
みたいと思われている方にとって、大変参考になる内容ですので、是非ご参加
ください。

パッシブデザイン未来会議2016
「これからの時代を勝ち抜くパッシブデザイン」を探る240分

日時:6月14日(火) 13:30~17:30
場所:剛堂会館ビル 1F 第2会議室(東京都千代田区紀尾井町3-27)
※東京メトロ有楽町線「麹町」から徒歩4分
JR中央線・総武線「四ツ谷」麹町口から徒歩10分
プログラム:
13:30 開会
13:35 講演1「ZEH時代におけるパッシブデザインの意義」(仮題)
前 真之氏 東京大学工学部建築学科准教授
15:10 講演2「成功するパッシブデザインに必要なこと
~設計力と営業力を共に高めるPassDeC~」
野池 政宏氏 パッシブデザイン協議会代表理事
※リニューアルしたEVAluatorを使った解説も実施します。
16:40 事例発表 PassDeC事業者認証社による事例解説
株式会社参創ハウテック様
17:30 閉会
定員:80名
参加費:パッシブデザイン協議会会員A:無料
非会員・会員B:5,000円/人
※詳しくは、下記PDFをご覧ください。
http://sapj.or.jp/wp-content/uploads/2016/05/miraikaigi2016s-1.pdf

★お申し込みは、下記URLお申し込みフォームよりお申し込みください。★
(リンク先で、未来会議の「申込内容」をチェックしてください。)
http://www.passive-design.jp/seminar/input.php

↓問合せはこちら
一般社団法人パッシブデザイン協議会事務局 松尾絵美子
E-mail info@passive-design.jp <mailto:info@passive-design.jp>
HP http://www.passive-design.jp <http://www.passive-design.jp/>

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8.事務局たより
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■木の空間たよりvol.31 6月10日
事務局 藤村直樹

☆いよいよ住宅医スクール2016の開幕です。
まずは東京を先日終了しました。そしてすぐに大阪がスタート、今年は広島、
地震により変更のあった熊本と、プレ富士、5会場での運営は協会も初チャレ
ンジです。途中のご案内等きちんとお届けできるよう頑張ります。

どの会場もまだ席に若干余裕がございます。初回講義を聴いて、おすすめでき
そうなお知り合いがいらしゃいましたら、途中からの参加でも越年受講無料で
すので是非ご紹介下さい。

☆インスペクション活用で宅建業法が改正されます。
今回宅建業法の改正により、既存建物取引時の情報提供の充実が盛り込まれま
した。インスペクションの重要性が益々不動産売買でも重要性をましておりま
す。

(1)既存の建物の取引における情報提供の充実  宅地建物取引業者に対し、
以下の事項を義務付けることとします。
[1] 媒介契約の締結時に建物状況調査(いわゆるインスペクション)を実施
する者のあっせんに関する事項を記載した書面の依頼者への交付
[2] 買主等に対して建物状況調査の結果の概要等を重要事項として説明
[3] 売買等の契約の成立時に建物の状況について当事者の双方が確認した事
項を記載した書面の交付

(2)消費者利益の保護の強化と従業者の資質の向上
[1] 営業保証金制度等による弁済の対象から宅地建物取引業者を除外
[2] 事業者団体に対し、従業者への体系的な研修を実施する努力義務を賦課

国土交通省HPより抜粋
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo16_hh_000130.html

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木造建築病理学通信は、毎月10日に配信予定です。
アドレスの変更や配信停止をご希望の方はお手数ですがその旨返信ください。
+   +   +
通信に関するご意見・お問い合わせは一般社団法人住宅医協会事務局まで
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一般社団法人 住宅医協会 事務局 〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島2-9-16
(tel)06-6454-3465(fax)06-6458-5090(E-mail)info@sapj.or.jp

住宅医スクール2016 東京&大阪 第1回の報告

住宅医スクールが先日東京6月9日、大阪6月11日に開講しました。

どちらも盛況に40名以上の参加者にお越しいただき、検定会時には50名近い方が発表者の発表を聞きました。

今回東京、大阪共に

第1講義 木造建築病理学の必要性 三澤文子

第2講義 建物調査と報告書の作成 滝口泰弘

第3講義 木造建築病理学の実践 豊田保之

第4講義 検定会

となりました。

schoolreport2016tokyo1

 

↑東京会場の様子

schoolreport2016osaka1

 

↑大阪会場の様子

 

☆受講者のアンケートから☆

・概要から実例までの流れが一日で知ることができて今後の詳細の講義が楽しみです。

・今回の住宅医スクールを機に、「御用聞き」から脱却しなければならないと思った

・土壁の家の断熱改修を結露と耐震補強と勉強したいと思っていたので大変良かったです。

・基礎の補強方法について詳細をもっと知りたかった。来年2月の講義ということですが、

その前に参考にしたい場合はありますか?

→(事務局より:2回目の講義は構造の先生が来られます。基礎補強についても概要説明ありますが、

 個別についても休憩時間等ご相談ください)

・住宅の性能を再認識+発見するために受講を決めました。次回からも楽しみです。

・住宅医検定会を初回に見れて、改修工事の難しさがわかった

・すぐ実践に活かすようにします!住宅医を取得したいと思います。

・熊本地震の報告大変貴重でした。

・断熱材に関して

三澤先生へ

断熱材のPBにする理由は?羊毛は?断熱材に対してこだわりはありますか?

(回答)

断熱材も環境に配慮した材料を使用したいと考えています。もちろん羊毛も良いのですが
コストパフォーマンスも考え、ポリエステルで、ペットボトルの再生品であるPBを選んでいます。
新築で外張断熱などは、ボード状の断熱材を使用することが多いのですが、改修では
新築では採用しない天井断熱をすることが多く、その場合マット状のPBの採用ということになります。

豊田先生へ

設計事例で壁ウールブレス100mm天井グラスウール200mm使い分けているのは
何か理由がありますか?

(回答)

当初、壁と天井をウールブレスで予定していましたが、
減額調整で天井のみグラスウールに変更となりました。
壁は、土壁なので、自然素材つながりで、ウールブレスのままとしました。

☆事務局へのご要望☆

・資料はフルカラーでお願いしたい

・資料は1Pにスライド一つでできないか

(回答)

毎年フルカラーのご要望がございますが、現状モノクロを基本とさせていただいております。
全てフルカラー、全てのページを1枚で印刷となると現状の30倍以上の印刷コストがかかり、
受講料を上げる必要が出てしまいます。
また受講者数が多ければ多いほど、質は向上できますので是非お仲間をご紹介ください。

・予習として先に資料がほしい
・復習としてデータを協会HPにUPしてほしい

(回答)
・資料は事前に講師からいただくのが直前となり、当日でご了承いただきたいと思います。
・復習のデータUPについては、資料のデータ化をお断りされる講義もございます。
パスワード等をかけて一部UPできないかどうかは、検討課題としたいと思います。

・会員サポートの中で、コストシミュレーションなどの統計分布を示すようなものがあると助かります

(回答)
・事務局自体は調査依頼を受けておりませんが、各地の住宅医ネットワークではコストを把握しております。
今後取りまとめも検討したいと思います。

・前の方で受講したい、自由席にならないか

(回答)

今回事前配布資料が多かったことから、通年申込者用として席に配布しました。
次回からは自由席ですのでどうぞ先にお越し下さり、前にお座りください。

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