投稿日:2015年05月11日

事例紹介2015-47 愛知県名古屋市


愛知県「守山の家」の詳細調査報告 WOODAC 中島昭之

 

調査の概要

■所在地:愛知県名古屋市

■調査日時:2015年3月27日(金)

■構造規模:木造2階建て

■延床面積:約109㎡

■築年数:築約40年

 

愛知県守山区の小高い山の中に立つ木造2階建ての詳細調査を行いました。

山を切り開いて開発された住宅地。南側デッキからの景色は最高です。

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山ということもあり、床下の蟻害が疑われましたが蟻害はほとんど確認されませんでした。

調査当日の床下木材の含水率は10%~12%程度と問題ない範囲でした。しかし地面からの湿気はあるようで、床下一面に炭が敷かれていました。畳下の合板や合板フローリングも劣化が進んでおり、接着剤が剥れミルフィーユ状になっていることから雨天時などの床下環境はあまりよくないのではないかと推測されました。

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小屋裏では数か所で雨漏れのあとが確認されました。一部ではドライバーが刺さるほど劣化が進んでいる部分もありました。また金物がしっかりと接合されていないなど施工ミスなども確認することが出来ました。

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屋根部分では桁の先で木部に劣化が確認されました。ドライバーでグサグサに刺さることから材の深い部分まで劣化が進行していることが確認できました。(桁先から20㎝程度)

瓦はズレ、割れは確認されませんでした。

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家全体としては表面的な劣化が多く確認されました。今回は解体OKということで普段見ることが困難な和室の天井裏、広縁の天井裏や浴室廻りの床など詳しく確認することができました。この調査を元にどのような家に生まれ変わるか楽しみです。調査にご協力して頂きた皆様お疲れさまです。