投稿日:2016年05月27日

中部住宅医ネットワーク事務局 コラム


 

最近思うこと・・・

事務局)中島昭之/WOOD AC

 

 

 

中部住宅医ネットワーク事務局の中島です。

私達は古民家の調査をすることが多いのですが、最近よく移住の相談を受けます。

田舎の古民家に住みたいのだけど一緒に家を見に行ってくれないかと頼まれます。

 

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さらに最近DIYが流行っていることから、出来る限り自分たちで直して住みたいと思われる方も多いです。

写真は美濃市内の古民家をみんなでDIYした様子です。

 

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床に無垢材を貼ってみたり、壁に漆喰を塗ってみたりします。

DIYで家を直すことは、その後のメンテナンスなど住まい手さんが自分で出来るようになるので、とても良いことだと思います。ただ、やはり建築をやっている身としては本当に表面的な補修だけで良いのか?いつも自問自答します。特に熊本で地震があったばかりで・・・

東海地方はいつか大地震が来ると言われ続けていますが(私が小学生の頃から言われています。かれこれ30年以上)実際に大きな地震が起きていないことから、どこかで大丈夫ではないかと考えている人が多いように思います。

家にお金を余り掛けることが出来ない人、ノリや雰囲気で古民家を選ぶ若い人も増えていますが、表面的なデザインだけではない建物の基本性能(耐震や温熱環境)の大切さを住宅医としてどの様に伝えていくかが最近の悩みでもあります。

 

追伸

この物件では一般診断を行い、住まい手さんには今の状況をお伝えしました。

最後に選ぶのは住まい手さんですが、情報をしっかりと伝えて選択肢を広げることも建築の仕事ではないかと思います。