投稿日:2016年02月08日

住宅医スクール2015 大阪 第7回のご報告


1月28日(土)、住宅医スクール2015大阪・第7回が開催されました。

「設備の劣化診断と対策」「防火性能の改善と対策」「住宅改修における高齢者対応」「高齢化社会と健康」という4つの講義が行われました。

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この日は大阪スクールの校長の豊田氏が参加できないため、代理で滝口氏が進行を務めました。

 

第1講義「設備の劣化診断と対策」配管設備診断Q&A
清水基之 氏/(株)清水代表取締役
船木絵里子氏/暮らしの設計ツキノオト代表

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第1講義は設備についての講義です。はじめに設備配管の基礎を学びます。写真だけでなく実物をサンプルとして持ってきていただいていますので、手に触れながら特徴を感じることがきました。また定番となっているQ&A方式の講義は、実務をしている方にとっては特に知りたい情報が詰まっていました。

 

第2講義
「防火性能の改善と対策」防火の基礎と火災時の安全性
安井昇 氏/桜設計集団一級建築士事務所代表

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第2講義は防火の講義です。防火・火災時の安全性に対する考え方の基礎を説明していただいた上で、どのようにしたら火災の進行を遅らせることができるのか、理論的に説明をしていただけました。また実験を実際に手がける安井氏ならではの実験動画を見ることで、実際的な火の燃え方を感じることができました。改修ならではの防火性能の確保の仕方など、実際に使える技術も教えていただけました。

 

第3講義
「住宅改修における高齢者対応」高齢化社会と住宅改修のニーズと実践
溝口千恵子 氏/(株)高齢者住環境研究所代表取締役

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第3講義は高齢者対応の住宅改修についての講義です。バリアフリーの工事実例を用いて、状況に応じた高齢者対応のパターンを数多くお見せいただきました。また行政にも関係する、補助金の活用法や、高齢者の方との接し方など、現場を多数こなしたからこそ得られる知見を惜しげもなくお教えいただき、とてもためになる講義となりました。

 

第4講義「高齢化社会と健康」アンチエイジングと住まいについて
山田秀和 氏/近畿大学医学部奈良病院皮膚科診療部長、教授、アンチエイジングセンター副センター長

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最終講義はアンチエイジングの授業です。人間の健康についてを軸に置いたお話で、普段の勉強では聞けない内容がほとんどでとても興味が惹かれました。また直接住宅とは関係がないように見えて”ごきげん”な状態をつくるためには住宅の意匠・性能も関係してくることがわかり、健康と住宅の関係を改めて考えされれる講義となりました。

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最終講義が終わった後、以前から住宅医スクールを受講していただいていた米津さんに修了証が送られました。今まで受講できていなかった講義を一この日で履修できたからです。
以上で第7回の4つの講義は終了し、今回も懇親会が開催されました。

次回は既存住宅の改修方法の講義が行われます。
事例を元に基礎、軸組・壁・床・屋根、温熱・省エネ改修方法を探ります。
また講義の後、住宅医検定会も開催されます。
皆様のご参加をお待ちしております。

(関西事務局 日野)