投稿日:2014年11月09日

住宅医スクール2014 大阪 第5回のご報告


10月25日(土)住宅医スクール大阪2014 第5回が開催されました。

 

第5回は「防火性能の改善と対策 防火の基礎と火災時の安全性」、「設備の劣化診断と対策 配管設備Q&A」、「住宅改修における高齢者対応 高齢者のニーズ」、という3つの概要講義、および特別講義として溝口千恵子氏に「高齢者対応の実践と事例 バリアフリー改修の実践事例」という内容でお話を頂きました。講義の後は懇親会が開かれ、意見交流の場となりました。昨年度からの継続受講生や修了生もあわせて、33名が参加しました。

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第1講義 「防火性能の改善と対策 防火の基礎と火災時の安全性」
安井昇氏/桜設計集団一級建築士事務所 代表

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火災時に炎の燃え方が建材や内装材にによって異なる事が、火災の実験映像を見ながら解説して頂き、わかりやすく感じました。炎の燃え広がりや特徴ががわかると建材の適切な選定や設計に役立ちます。参加者より「イメージしにくい火災(燃え方)が理解出来た」とのご意見も頂きました。

 

第2講義 「設備の劣化診断と対策 配管設備Q&A」
清水基之氏/(株)清水 代表取締役
船木絵里子氏/ 暮らしの設計ツキノオト 代表

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設備配管の種類や特徴の解説や劣化、点検について留意する点を、清水氏の専門的目線からお話を頂きました。今回は設計者側からの疑問を船木氏に質問して頂き、清水氏にお答えいただくというQ&A方式で、実務に役立つ講義となりました。写真は紹介して下さった配管のサンプルです。

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第3講義 「住宅改修における高齢者対応 高齢者のニーズ」
溝口千恵子氏/(株)高齢者住環境研究所 代表取締役

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高齢社会を医療、住環境の現状より解説して下さり、高齢者の住宅改修のニーズとはどの様な事かを見抜く事が重要であり、医療や福祉についても解説して頂きました。

 

特別講義 「高齢者対応の実践と事例 バリアフリー改修の実践事例」
溝口千恵子氏/(株)高齢者住環境研究所 代表取締役

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高齢者に限らず、怪我や病気などによりバリアフリー改修を必要とする場合は、個別に異なるニーズを分析する事は難解ですが、溝口氏の多くの改修事例や解説が、参考になったとのご意見も頂きました。

(関西事務局 新井)

投稿日:2014年11月09日

住宅医スクール2014 浜松 第4回のご報告


10月16日(木)、住宅医スクール2014浜松 第4回 が開催されました。

 

第4回は「木材の劣化と対策-2」「防蟻対策の実務」「構造的不具合の原因と対策-3」、という3つの概要講義、および特別講義として「住宅改修事例を語る-4 限界耐力計算のやさしい解説」というタイトルでお話をいただきました。講義の後には懇親会が開かれ受講生の懇親・意見交流の場となりました。今回の講義では32名が参加しました。

 

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まず、三澤文子氏のイントロ・インフォメーションの後、第1講義の横浜国立大学名誉教授の矢田先生の講義が始まりました。

 

第1講義 「木材の劣化と対策-2」 ~木材の劣化と診断~

矢田茂樹氏/横浜国立大学名誉教授

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日本の森林サイクルのお話しから始まり木材の特性を手づくりの模型を使い、木材の腐食・劣化の様子などを多くの実物サンプルとして提示頂き、分かりやすく講義して下さいました。

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また、建物を調査する際の診断機器などの解説やご自身の実体験での秘話なども交え、より実務に生かせる講義となりました。

 

第2講義 「防蟻対策の実務」 ~シロアリ駆除と予防法の事例~

水谷隆明氏/阪神ターマイトラボ代表

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シロアリと薬剤に関しての「Why?」・「What?」・「How to」を多くの調査事例を元に、研究者としての独自の目線から、私達の思い込みを覆す解説をして下さいました。ヤマトシロアリとイエシロアリの生息パターンの違いや侵入パターンについての解説の他、薬剤と人体への影響についてのお話しなど、大変興味深い内容となりました。

最後に、「シロアリは自然界にとっては分解者として必要な益虫であり、家に入った途端、害虫になる」というお話しが、人間の都合によるもので、共存・共栄とは何かと考えさせられ、とても印象に残っています。

 

第3講義 「構造的不具合の原因と対策-3」 ~伝統木造の耐震設計事例~

桝田洋子氏/(有)桃李舎代表

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今までは大工さんの経験と勘に頼らざるを得なかった伝統木造の改修に関するグレーゾーンを、耐震設計でより明確にしていく為の設計手法について学びました。

社寺建築の耐震性能を貴重な実験動画などと共に紹介して下さいました。 実務での長屋の改修手法と耐震補強についてもお話をして頂きました。

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第4講義 「住宅改修実例を語る-4」 ~限界耐力計算のやさしい解説~

桝田洋子氏/(有)桃李舎代表

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限界耐力計算と聞くとハードルが上がってしまいがちですが、伝統木造の耐震について、土壁、小壁、貫などの耐力計算をわかりやすく解説をして下さいました。 電卓での手計算で手法のフローに沿い、その都度説明頂きながら順序だって計算を進める事により、解を導く事ができました。
まだまだ、苦手意識は高めですが、これからの伝統木造の改修工事には欠かせないものだと確信しました。

 

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講義終了後、懇親会にて三澤文子氏との懇談、受講生同士の親睦・意見交換を行い、終始なごやかなムードにて、時が過ぎました。

(浜松受講生 戸田)