投稿日:2014年06月30日

住宅医スクール2014 大阪 第1回のご報告


6月21日(土)、2014年度の住宅医スクール大阪が開校しました。初回となる第1回目は、まずスクールの説明が行われ、その後「木造建築病理学の必要性」、「建物調査と報告書の作成」、「木造建築病理学の実践」という3つの概要講義、および特別講義として倉敷建築工房の楢村徹氏に「古民家再生から町づくり・地域づくりへ」というタイトルでお話をいただきました。

講義の後には懇親会と「住宅建築8月号~住宅医の仕事~」出版記念パーティが開催され、これからの住宅医について語り合う充実した時間となりました。

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今年度は新たに26名の受講生が集まり、昨年度からの継続受講生や修了生も合わせて、33名が参加しました。
第1講義 「木造建築病理学の必要性」
三澤文子氏/京都造形芸術大学教授・MSD主宰
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第1講義は、住宅医協会理事の三澤氏より、「木造建築病理学の背景と取組」として、既存住宅を取り巻く現状から岐阜県立森林文化アカデミーの木造建築病理学講座、住宅医ネットワークで継続して採択された長期優良住宅先導事業(既存ドックシステム)の概要や実際に取組んだ改修事例の詳細、改修工事の留意点や費用、これからの住宅医の可能性などについて、講義が行われました。


第2講義 「建物調査と報告書の作成」
滝口泰弘氏/滝口建築スタジオ代表

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第2講義は、住宅医協会理事(スクール東京担当)の滝口氏より、「既存ドックシステムによる建物調査と報告書(住まいの診断レポート)」の概要として、住宅に関する既往の調査診断との比較から、既存ドックシステムで採用している診断項目やレベルの設定、建物調査のポイント、受講生や住宅医スクールOB生参加による実際の調査診断の流れ、費用等について、講義が行われました。


第3講義 「木造建築病理学の実践」
豊田保之氏/トヨダヤスシ建築設計事務所代表

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第3講義は、住宅医協会理事(スクール大阪担当)の豊田氏より、既存ドックシステムを用いて取組んだ実際の改修事例について、調査診断から改修設計、工事監理という実務の一通りの流れや、各種性能をどのように向上させたかという詳細な手法、既存住宅の改修工事でポイントとなる各種留意点や使える建材、納まり、また改修後の実測調査などについて、講義が行われました。


第4講義 「住宅改修事例を語る-① ~古民家再生から町づくり、地域づくりへ~」
楢村徹氏/倉敷建築工房

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第4講義は、倉敷建築工房の楢村徹氏より「古民家再生から町づくり・地域づくりへ」というタイトルでお話をいただきました。風情ある建物が立ち並ぶ倉敷をベースに活躍されている楢村氏。古民家の再生を通じてまちづくり・地域づくりへとつなげていく事例を写真や地図を使っていくつかご紹介いただきました。古い建物をただ直すだけではなく、改修によって新たな風景をつくり、次の世代へと受け継がれる地域づくりへとつなげていく楢村氏の熱意と力を感じる講義が行われました。


講義の後には、住宅建築8月号出版記念パーティを兼ねて、懇親会を開催しました。住宅建築8月号は特集に「住宅医の仕事」、特別記事に「倉敷建築工房の仕事」が掲載されています。
編集部の古舘さん・掲載者の皆様にもご参加いただき、一言ずつ今後の展望を聞かせていただきました。
これからも住宅医の仕事が益々発展できるよう、気持ち新たに引き締まる充実した1日となりました。

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これから約1年間、、実際の建物調査の実施なども含め、今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
また、単発の受講も可能ですので、ご希望の際はお気軽に事務局までご連絡下さい。
(関西事務局 佐治)

投稿日:2014年06月29日

住宅医スクール東京2014 第2回(6/26)


6月26日(金)、2014年度住宅医スクール東京・第2回を開催いたしました。

今回は、構造をテーマに「構造に関する法規、基準関連」、「構造的不具合の原因と対策①」、「構造的不具合の原因と対策②」、「住宅改修事例を語るー①」という4つの講義が行われ、32名が受講されました。

 

第1講義「構造に関する法規、基準関連」

第2講義「構造的不具合の原因と対策①」

佐藤孝浩氏/桜設計集団一級建築士事務所

第1・2講義写真-1 

第1・2講義写真-2 

第1・第2講義は、構造設計者の佐藤孝浩氏により、耐震性能に関する基準や構造に関わる調査診断法についてお話いただきました。

第1講義では、建築基準法・耐震改修促進法による耐震基準の変遷や耐震診断方法、改修実務に関わる構造要件について、第2講義では、地盤調査や液状化対策、基礎・軸組の調査診断方法、常時微動測定に関する知識などについて講義が行われました。

 

第3講義「構造的不具合の原因と対策②」

清水利至氏/清水建築設計室 代表

第3講義写真-1 

第3講義写真-2 

第3講義は、建築士の清水利至氏により、活動拠点の静岡県で数多く行われている耐震診断の調査実務についてお話いただきました。

調査事例にみる様々な留意点、施主への補強提案の実際、限られた時間と費用のなかで何をどう調査記録し報告をまとめるのかなど、細部に渡って経験談を具体的に語っていただき、すぐに実務に生かせる内容が満載の講義となりました。

 

第4講義「住宅改修事例を語るー①」

西村孝平氏/㈱八清(ハチセ) 代表取締役

第4講義写真-1 

第4講義写真-2 

第4講義は、不動産業を営む西村孝平氏により、不動産からみる京町屋の活用法についてお話いただきました。

昭和25年以前に建てられた伝統工法の京町屋を改修再生し、貸家や宿屋、シェアハウスなど様々な利用価値を付加することで、景観保全のみならず、新たな人の流れやニーズを生み出すビジネスを展開されているお話は、改修のその先を考える上で貴重な講義となりました。

 

以上で第2回の4講義は終了し、その後は懇親会も開催されました。

 

次回(7/31)は劣化・耐久性がテーマです。木材や木造建築物の劣化メカニズムや維持管理法などを学ぶことのできる重要な講義ですので、多くの方に受講いただけたら幸いです。

(関東事務局 小柳)

 

 

投稿日:2014年06月10日

住宅医スクール2014 東京 第1回のご報告


6月5日(木)、2014年度の住宅医スクール東京が開校しました。初回となる第1回目は、まずスクールの説明が行われ、

その後「木造建築病理学の必要性」、「建物調査と報告書の作成」、「木造建築病理学の実践」という3つの概要講義、および今年から一般社団法人住宅医協会となった設立記念として「建築-新しい仕事のかたち」の講演が行われました。

今年度は新たに30名の受講生が集まり、昨年度からの継続受講生や修了生も合わせて、33名が参加し、記念講演は講師陣を含め58名が参加しました。
第1講義 「木造建築病理学の必要性」
三澤文子氏/京都造形芸術大学教授・MSD主宰
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第1講義は、住宅医協会理事の三澤氏より、木造建築病理学の背景と取組として、既存住宅を取り巻く現状から岐阜県立森林文化アカデミーの木造建築病理学講座、

住宅医ネットワークで継続して採択された長期優良住宅先導事業(既存ドックシステム)の概要や実際に取組んだ改修事例の詳細、改修工事の留意点や費用、

これからの住宅医の可能性などについて、講義が行われました。


第2講義 「建物調査と報告書の作成」
滝口泰弘氏/滝口建築スタジオ代表

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第2講義は、住宅医協会理事(スクール東京担当)の滝口氏より、既存ドックシステムによる建物調査と報告書(住まいの診断レポート)の概要として、

住宅に関する既往の調査診断との比較から、既存ドックシステムで採用している診断項目やレベルの設定、建物調査のポイント、

受講生や住宅医スクールOB生参加による実際の調査診断の流れ、費用等について、講義が行われました。


第3講義 「木造建築病理学の実践」
豊田保之氏/トヨダヤスシ建築設計事務所代表

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第3講義は、住宅医協会理事(スクール大阪担当)の豊田氏より、既存ドックシステムを用いて取組んだ実際の改修事例について、

調査診断から改修設計、工事監理という実務の一通りの流れや、各種性能をどのように向上させたかという詳細な手法、

既存住宅の改修工事でポイントとなる各種留意点や使える建材、納まり、また改修後の実測調査などについて、講義が行われました。
第4講義 「建築-新しい仕事のかたち」
松村秀一氏/東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授

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第4講義は、東京大学の松村教授より、一般社団法人住宅医協会の設立記念講演としてお話しして頂きました。

「箱の産業から場の産業へ」をテーマに、限界を迎えている新築住宅生産から脱却するための新しい仕事のかたちとして、

利用する場から発想し芸術家により再生された場所や建物、事業計画やオーナーへの提案にも取組むリノベスクール、

劣化診断のデータベース化や既存建物市場で活躍しているその他の取組が紹介されました。

以上で講義は終了し、その後、住宅医協会設立記念パーティが開催されました。

住宅医協会理事をはじめ、住宅医スクール講師、住宅医、修了生、受講生など、多くの方にお集まり頂き、盛況に設立を周知することができました。

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これから約1年間の長丁場のスクールとなりますが、実際の建物調査の実施なども含め、今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
また、単発の受講も可能ですので、ご希望の際はお気軽に事務局までご連絡下さい。
(関東事務局 森本)